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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

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『父親たちの星条旗』と東京国際映画祭

 10月21日の東京国際映画祭では、クリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』がオープニングを飾りました。オープニングに参加するため、『父親たちの星条旗』(原題『Flags of Our Fathers』)原作者ジェームズ・ブラッドリー氏が来日しました。
 わたし大島英美は、原作ヤングアダルト版の翻訳者および作者の旧友でもあることから、メディアインタビューの通訳として、20・21日の両日、六本木にてお仕事。朝10時から15分刻みの通訳は、台本なしなのでその瞬間の頭だけが頼り。時には「同時通訳」的にもなり、午後5時に仕事の終わった時には、頭の芯まで疲れていました。

 東京国際映画祭では、どういう訳かわたしも red carpet を歩きました。「何? あの人」という空気を感じたような……。ゆったり歩くところを、なんだか足早になってしまいました、慣れないもので。
 硫黄島で星条旗を掲げた6人の兵士のひとり、アメリカ先住民のアイラ・ヘイズは、大変印象的なキャラクターに描かれています。今回、その彼を演じた Adam Beach さんも来日し、親しくお話をさせていただきました。期待の新進俳優ですが、自らのルーツに強いこだわりを持つ青年で、先住民たちに何が還元できるかをいつも考えている姿が印象的でした。

 現在公開中の映画『父親たちの星条旗』は、「硫黄島」2部作として、同じ戦争を日本側から見た『硫黄島からの手紙』(監督:クリント・イーストウッド。主演:渡辺謙)とセットになっています。『硫黄島からの手紙』は、12月9日に全世界に先駆けて日本で一番最初に封切りをします。やはり一方を見たら、もう一方も見たい!

 わたしが担当している『読売新聞夕刊(土曜日)』の「えいご」コラムでも書きましたが、戦争にかり出され、青春そして命をあっけなく奪われた少年たちの無念を、同世代の若者に原作を読んで感じて欲しいと切に願っています。
 そしてもうひとつ、近日中に毎日新聞で紹介される記事の「大島(談)」でも強調しましたが、女性にもぜひ読んで欲しい。実際、原作は母たちへ捧げられています。「息子を誰かが起こした戦争で殺されたくない」。女性ならこれが皮膚感覚でわかるはずです。
 映画は、原作の emotion を忠実に伝えています。まずは映画を見てみてください。そして、たくさん湧いてくる疑問を解くために、を読んでみてください。

父親たちの星条旗&Flags of Our Fathers セット
父親たちの星条旗&Flags of Our Fathers セット』(父親たちの星条旗セット)

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