FC2ブログ

英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

絵本・児童書・教材・リードアラウドのよもやま話。 イベント、ブックフェア、バーゲンなどの情報。 KIDS' BOOKS by Paperweight Books is a real/website bookstore for English Language children's books.

イギリスのユーモアたっぷりゴースト・ファンタジー『Dial-a-Ghost』

 「ダイアル・ア・ゴースト」(幽霊派遣サービス)は、ありとあらゆる幽霊たちを適材適所に派遣する会社。これを経営しているふたりの婦人と人間のお客、そしてそこに登録している幽霊たちとのエピソードが、ときにシニカルなユーモアで綴られていく。
 大人が読むとニヤリとする社会風刺や、「いるいるこんな人」というリアルな人物スケッチに見られる洞察の深さなどが随所で感じられる。

あらすじはこんなふうだ。
 孤児院に暮らすオリバーは7歳の少年。あるとき急にスノットーブリットル家の相続人だといわれ、大きな屋敷ヘルトンホールとその家の権利財産を相続することになる。それまで相続者は自分たちとばかりに大きな顔をしていたスノッドーブリットル家のふたりの従兄弟たちは、そのことに我慢ならない。そこで、幽霊派遣会社「ダイヤルーアーゴースト」になるべく恐ろしげな幽霊たちの派遣を頼む。だが、同時期にその派遣サービスでは、平和的で心優しい幽霊たちの派遣を修道院に頼まれていた。助手がこのふたつの依頼を取り違え、ヘルトンホールに派遣されたのは、心優しい幽霊たちウィルキンソン一家だった。このウィルキンソン一家は、あるとき家に爆弾が落ちて一家全員で幽霊になった人々で、幽霊になってからはランジェリーショップに住んでいた。
 幽霊で驚かし持病のぜんそくを起こさせて、ヘルトンホールからオリバーを追い出し、自分たちが屋敷と財産を相続しようと企んだフルトンとフリーダだったが、オリバーはウィルキンソン一家のことが、特にアディーが大好きになり逆に元気になる。フルトンとフリーダは、予定通りの怖い幽霊シュリーカー一家をヘルトンホールに派遣するよう派遣会社に要請し、シュリーカー一家はヘルトンホールへ入るが、オリバーはウィルキンソン一家をヘルトンホールにずっと住まわせ続けることにする。ヘルトンホールはたいへんな騒ぎに。フルトンとフリーダは、自分たちの意にそぐわない幽霊を消すために怪しげな研究所に頼むが、果たして幽霊たちに魂の落ち着く場所は出来るのだろうか。オリバーはヘルトンホールの主としてやっていけるのだろうか……。

Dial-A-Ghost
Dial-A-Ghost』(幽霊ダイヤル~幽霊派遣サービス~)
52%off 1050円
作者:Eva Ibbotson, Kevin Hawkes

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
https://kidsbooksjp.blog.fc2.com/tb.php/621-150fb528
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)