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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

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Hardy Boys(ハーディー・ボーイズ)ミステリーシリーズ

 1927年に初めて出版されてから現代まで読み継がれてきた、兄弟探偵が活躍するミステリー・シリーズ。今回は、隠されたままになっている強奪金をめぐる事件にハーディー兄弟が巻き込まれる。ジェットコースターに乗ったように、起伏に満ちた展開が読者を飽きさせない。
 アメリカ児童書界に登場して70年以上経ち、現在もファンを作っている長寿シリーズだ。ハンサムなお父さんは私立探偵。警察と協力して多くの難事件を解決している。そのお父さんに影響を受けた高校生のフランクとジョーのハーディー兄弟が、謎を解きながら犯罪の解決に協力していく。シリーズは60作以上もあり、その人気のほどが分かる。60作目以降は、著者が代わって続けられている。
 このハーディー兄弟のシリーズに対して、高校生の女の子ナンシー・ドルーが探偵として活躍するシリーズは、少女探偵の代名詞である。どちらのシリーズも普及廉価版として出版されているもので、アメリカの大衆的ヤングアダルト読み物の代表。アメリカ人との日常会話でも、よく例えに使われる。アメリカの、特にベビーブーマーたちの文化の一部ともいえるかもしれない。
 文章はどんどん読みすすめられる。「格調」があまりない分わかりやすく、「筋が命」の作り。長くない各章の最後でいつも「ああ、どうなるんだ?」と思わせる。多読したい英語学習者にはもってこいだろう。なお、何度か映画化、テレビシリーズ化もされた。
ハーディー・ボーイズでの事件のパターンとして、たいていは私立探偵であるお父さんがいない時やケガなどをした時に何かが起こるか、別々に事件解決中に偶然出くわすことになっている。ティーンエージャーの息子たちが事件を解決しようとしているのに、どういうわけか探偵のお父さんは他の事件のために家を空けているのだが、その理由は説明されていない。こういった「出来過ぎ」の設定でも、ファンはそういうものとして、謎や事件をヒーローたちが解決するのを毎巻楽しみにしているのだ。

Hardy Boys #2 House on the Cliff
Hardy Boys #2 House on the Cliff』(ハーディーボーイズ#2)
 630円
作者:Franklin W. Dixon

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