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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

絵本・児童書・教材・リードアラウドのよもやま話。 イベント、ブックフェア、バーゲンなどの情報。 KIDS' BOOKS by Paperweight Books is a real/website bookstore for English Language children's books.

またまた、英語をどう勉強していくかを考える:whole-to-part 主義

 英語圏の大学に留学したい、という学生たちから相談を受けることがたびたびある。そして質問は、決まって「どうやって英語の力をつけたらよいか」。

 最近のわたしのアイディアの宝庫は、Mem Foxの
Reading Magic: Why Reading Aloud to Our Children Will Change Their Lives Forever
『Reading Magic: Why Reading Aloud to Our Children Will Change Their Lives Forever』
だ。またひもとく。
 子どもの英語教育(国語)を、どう始めるかについての章で、phonicsに対峙するwhole languageというコンセプトについての言及があった。

 言語を、最小構成要素である単語まで還元し、単語の綴りとその発音の法則フォニックスから教えるか、または、文章全体、つまりお話から教えるかの2つの「主義」というか方法だ。「part-to-whole」か、「whole-to-part」かということ。
The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension
『The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension』
も、「主義」で言えばこのwhole-to-part主義で、その手段としてoral readingについてまとめた本だった。

「Read Aloud Woman」のMem Foxは、もちろんwhole-to-part主義者である。まだまだ彼女の足下にも及ばないが、知らず知らずのうちに英語教育に関して似た「性癖」を持つようになったわたしも、whole-to-part主義だ。

 だから、高校生や大学生にはwhole=全体=文=本を読むことを、口をすっぱくして言ってきた。wholeが分かってくれば、partはあとからついてくる。

 子どもたちなら、Read Aloudで本の楽しさにふれさせ、どんどん読ませれば、自分で読むことを学ぶ。そうしていくうちに、75~80%の子どもたちはphonicsが身に付くという調査結果も出ている。残り20~25%の子どもたちには、フラッシュカード
Phonics Made Easy-Flash Cards
Phonics Made Easy-Flash Cards
などを使った機械的なフォニックス訓練が非常に有効だというのは、素直に腑に落ちる。

 Whole-to-part。Whole language(最近の教育界では、これを体系化し、Balanced Literacyと呼ぶ)を学ぶことが、英語の王道!

 ちなみに、アメリカではこれに切り替えた学区の英語力の伸びが著しいと、いろいろなresearch paperにまとめられている。またオセアニア各国のLiteracy rateは、このおかげでフィンランドにつぐ好成績を収めているとのことだ(Mem Fox)。

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