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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

絵本・児童書・教材・リードアラウドのよもやま話。 イベント、ブックフェア、バーゲンなどの情報。 KIDS' BOOKS by Paperweight Books is a real/website bookstore for English Language children's books.

2008年ブックエキスポ(BEA)へ出発

 2008年のブックエキスポがいよいよ始まる。今年はロサンジェルスで開かれる。10年近く暮らした街だが、近頃はブックエキスポ以外で立ち寄ることがない。

 アメリカ出版界では、9、10、11月にその年の目玉本が多く出版される。その見本市として、ブックエキスポの役目は大きい。本の出来を見て買い付け数などを決めるのだが、一緒に既刊も発注したりする。出版社は書店向けに、大きく割り引いてくれる。

 とはいえ、小規模書店は取次(問屋)から買うことが多い。その場合は、新刊の出来をブックエキスポで見極めておき、あとで取次に発注するのである。

 わたしは、小規模な買い付けと、新刊・既刊の見落としをこの機会に減らす。思いがけないものを発見するのもブックエキスポならではだ。

 2000年には、音信不通になっていた元親友の本
Flags of Our Fathers ~New York Times Bestseller~
『Flags of Our Fathers ~New York Times Bestseller~』

を発見して、連絡がとれた。のちに、その本のYA版をわたしが翻訳(『父親たちの星条旗』)することになった。これは、ブックエキスポが個人的に大きな役目を果たした例だ。

 それよりも前、1996年だったと思うが、『Aera English 6月号』の特集でも紹介した
The Ink-Keeper's Apprentice
『The Ink-Keeper's Apprentice』

を会場で発見。帰国後読んで、大感動。作者に連絡をとって親交が生まれ、後に作者の絵本
Grandfather's Journey (Caldecott Medal Book)
『Grandfather's Journey (Caldecott Medal Book)』

を翻訳させてもらった。これはコルデコット大賞も受賞した名作絵本だ。戦前に日本からカリフォルニアに渡った日本人の「ふたつの祖国」を愛する心を、孫の口をかりて淡々と語り描いたものだ。
『The Ink-Keeper's Apprentice』の方は翻訳もしたのだが、あいにく出版社が見つからず「お蔵入り」。

 1992年から通っているブックエキスポ(BEA)では、このほかにも数えきれない作品を「発掘」してきた。さあ、今年は……。
 新しくカメラを買ったので、会場風景などを撮ってくるつもり。うまくこのブログにアップできればいいのだが。

The Invention of Hugo Cabret
『The Invention of Hugo Cabret』
のBrian Selznick、
The Thief Lord
『The Thief Lord』

Ghosthunters And The Incredibly Revolting Ghost
『Ghosthunters And The Incredibly Revolting Ghost』

Inkheart
『Inkheart』
のCornelia Funke、
Read Aloudの名人で、
Tough Boris
『Tough Boris』
の作者Mem Foxが
来場することになっているので、同じ空気でもすってこよう。

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