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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

絵本・児童書・教材・リードアラウドのよもやま話。 イベント、ブックフェア、バーゲンなどの情報。 KIDS' BOOKS by Paperweight Books is a real/website bookstore for English Language children's books.

リードアラウドって、ポエトリーリーディング?

 近頃立て続けにニューヨークの「ストリート系」アーティストの絵本の解説を書いた。ひとりはJean-Michel Basquiat(バスキア)、もうひとりはKeith Haring(キース・ヘリング)。バスキアは1960年生まれ、28歳で薬物使用で死亡。ヘリングは1958年生まれ、32歳でエイズで死亡。

 バスキアのイラストをマヤ・アンジェロウの詩に合わせた絵本は、
Life Doesn't Frighten Me

 ヘリングのは自身の詩とイラストの絵本で、
『Love』

どちらも、まあ簡単に言えば「感動した」。ふたりの活躍したNYの街を、「落書き」中心に歩いて見ると、街の違った側面が浮き彫りにされてくるのを、昨年の夏に経験した。「オレはここに生きてるんだぞ」と、姿はないのにだれかの息吹を感じる。ピンからキリまで並んでいたが、当時その中でおそらくピカイチだったんだろう、バスキアとヘリングは。同時代に生きていたのに、その頃のNYを知らずに残念だ。でも片鱗をこれら絵本で楽しめた。

 リードアラウドの「教材」にすることもあって、『Life Doesn't Frighten Me』を読み込んでみた。……むむむ。これは、音読しなくてはならない本である、ということがよく分かった。アンジェロウの詩のようなたたみかけるスタイルは、黒人教会の説教にも、ブルースにも、黒人たちの歌にもある。黙読していると、ただ歌の歌詞を読んでいるだけのようだ。音があるのに、棒読みしているみたい。音読、Let's Read Aloud!

 今朝は『Love』を読んだ。ロマンティックだ。ヘリングは、痛々しいほどロマンティックな心の持ち主なのかと思った。ところどころ使われている過去形が、微妙に心に刺さる。「なんか過去につらいこと、あったんか?」と作者の肩をたたきたくなる。これまた、どこかでリードアラウドしたいが、絶版らしい。うふふ、キッズブックスには確保した分があって、12月のブッククラブで配本予定。もし残れば、ご希望のみなさんにお分けします(12月下旬に販売を始めます)。ちなみに某巨大ネット書店では、3000円?稀覯本のような値段がついていた……。

 この2冊、堪能したので、read aloudをと推奨してはみたが、それはpoetry readingを勧めているのと同じ意味なんだろうな、と遅まきながら今朝、気がついた。絵本のテキストがたまたま詩の場合、絵本のリードアラウドはポエトリーリーディングだったのである。

Life Doesn't Frighten Me
Life Doesn't Frighten Me
作者:Jean-Michel Basquat, Maya Angelou


キッズブックス・ブッククラブ レベル3 (BCおためし)
キッズブックス・ブッククラブ レベル3 (BCおためし)

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