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英語絵本・児童書・教材専門店キッズブックスのblog

絵本・児童書・教材・リードアラウドのよもやま話。 イベント、ブックフェア、バーゲンなどの情報。 KIDS' BOOKS by Paperweight Books is a real/website bookstore for English Language children's books.

読み聞かせじゃない! 英語絵本リードアラウド・ワークショップ 第3回「選書の目」

日本人の英語指導者が、絵本の音読を通して英語を教授する方法を「リードアラウド」と呼びます。第3回では、リードアラウドから多読までを視野に入れ、日本人に適した本の選び方を伝授します。また本の難易度指数「Lexile(レクサイル)」の解説もいたします。もちろん、リードアラウドの実技も(絵本は『How Do DInosaurs Say Goodnight』です)。

対 象:英語指導者・読み聞かせ実践者
講 師:大島英美(英語児童書ディレクター)
日 時:9月15日(土)10:00~12:30
場 所:恵比寿区民会館2F(JR/日比谷線恵比寿駅より徒歩5分)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_ebisu.html
参加費(税込):5,000円(教材費:絵本代・WS録音CD込)
定 員:20名(定員に達し次第締め切り)
申 込:「リードアラウドワークショップ参加希望」と記入の上、氏名・住 所・電話番号・メールアドレスを明記して、Eメール・FAXでお申し込み下さい。また電話でのお申し込みも承っております。参加費は受付時にお支払い下さい。
申込締切日:9月13日(木)
Email:

※ディスカッションの時間も設けてあります。一緒に「楽しく英語絵本を読んで、英語を教える」手腕を高めましょう。わたしの知っていることを、すべて公開します。(大島英美)
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ブッククラブ---9月の配本

2007年9月の配本予定

既にお持ちのものがございましたら、至急ご連絡下さい。別の本と差替えいたします。
※配本商品は、予告無く変更する場合がございます。ご了承ください。
※レベル3『Mayhem Mountain(Samurai Jack)』→『Penguin Puzzle』に変更しました。
※配本日変更 9月18日→9月21日

【9月の配本予定】
 
 [レベル1]
  『Black Cat』(ペーパー絵本/音声解説有り)
  
 [レベル2]
  『How I Became a Pirate』(ペーパー/CD付きの為、音声解説無し)
  『Franklin and the Tooth Fairy 』(ペーパー/絵本)

 [レベル3]
  『Mega and Micro』(ハード/図鑑)
  『The Snake's Tales』(ハード/絵本)
  『Penguin Puzzle』(ペーパー/読み物)

 [レベル4]
  『The Crystal prison』(ペーパー/読み物)
  『The Good Master』(ペーパー/読み物)
  『Writing Homework』(ペーパー/教材)
  
*9月の配本は、21日を予定しております。


キッズブックスのブッククラブは1ヶ月だけ配本の「おためし入会」も可能です。
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リードアラウドへの反論ブログ発見。

 グーグル検索で「リードアラウド」と入れたら、ある先生のブログに出会った。真摯な態度で児童英語教育に携わっていらっしゃる方らしい。『アエラfor Kids』(2007.3)に載った、わたしの「リードアラウド」に関する記事へのご意見だ。

 ご意見1「本物の英語力は(リードアラウドでは)身につきません」

大島の見解:そのとおり。正確には「リードアラウドだけでは」身につかない。確かに「本物の英語力」はそんな生易しいものではない。あえて「身につく」ことで言えば、「リードアラウドで身につくのは、英語を読む習慣」(読む動機が生じるため)。結果的に将来本物の英語力がつく。(どういうことか、後続の見解を参照)

 ご意見2「結局『絵本』を楽しんだだけ」

大島の見解:そのとおり。「英語の絵本」を楽しんだだけ。それが目的なので。英語の本をどんどん読むようになる、その読む動機は「楽しさ」。それを一緒に体験するのが、リードアラウドのワークショップだ。

 ご意見3「多人数過ぎる」「英語指導なんてしてもらえない」「英語教育に     は少人数」

大島の見解:そのとおり。このワークショップが「英語指導」なら多人数すぎる。だがリードアラウドのワークショップは、「英語読書の楽しさの体験会」。いわば「読書指導」なので、30人は無理がない。ただし、少人数の場合は自然と「英語指導」に傾く。ふたつのやり方があるだろう。
(1)読書指導 多人数OK
(2)英語指導 少人数(1対1がベスト)

 ご意見4「なんで日本語でいちいち絵本を訳していくの」

大島の見解:これはお間違えになっているので、訂正させていただく。「いちいち訳して」いない。わたしもそうすることに反対。なるべく「絵=意味」で日本語は介さないようにするために、絵本を厳選している。「訳」を「解答」のように説明し出したとたんに「勉強」の印象になって、楽しさが半減する。それを極力避けることをモットーとしているので、誤解は心外。

 ご意見5「(英語絵本で)ネイティブのCD無くして英語習得ありえない」

大島の見解:これは決めつけすぎで、賛成できない。ただ、英語絵本を読むことを「英語学習」としてとらえると、絵本は「教材」なので、CDが付いていると「勉強」しやすい。だが、英語絵本を読むことを「読書指導」ととらえる立場(=リードアラウドのワークショップ)なら、「ネイティブのCD」は補助的で、特に必須ではない。わたしは、親御さんや指導者の練習用には大変便利だと考えている。ワークショップのときは、肉声で。それも、子どもたちに身近なひとが一番だと思う。親>血縁者>自分の知っている人や先生>初めての人や先生>………>CD。 (この順で「楽しさ」効果がある)。

最後にはっきり申し上げておきたいのは、
リードアラウドは英語読書の動機付け(=英語の本を読むのは楽しいと思う気持ち)
であるということ。英語読書を自分の楽しみのためにするように導くことが、リードアラウドという英語読書指導の目的。そうするようになった子どもは、必然的に「多読」へと進み、その一つの「副産物」として英語の力がつく。
「英語力は、英語読書の副産物」と言うことを、はっきり申し上げておく。

そして「主産物」は、広範な読書(英語なのでグローバル)で得られる知識、そして知識は人生を楽しくする。
素晴らしい人生のため、自己実現のための入り口が、リードアラウドなのだ。決して「英語教育のためのもの」と矮小化して考えないで欲しい。


港区青山の、クレヨンハウス(03-3406-6308)でリードアラウドのワークショップ:
9月23日(日曜日)10:00-10:50
英語絵本の楽しさを体験できるはず。申し込みはクレヨンハウスまで。






 
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日本の英語教育をポートランドで考える

 中学校で英語を初めて習った。疑問文を習いながら疑問に思ったことがある。I have a pen. これを疑問文にして Do I have a pen?
訳は「わたしはペンを持っていますか」。変だと思った。目が悪いのか?自分のこと、自分で分からないのか?ペンを持っているか持っていないかを、人に尋ねるものなのか。

 日常に英語を使うようになった今のわたしなら、この例文がいけないと意見することができる。
I have a reservation.
Do I have a resevation?
とでもすればいい。「わたしの予約、入っていますか」と確認の意味とか、「わたし、予約してましたっけ」と失われた記憶を確かめる。
Do I have homework?
「宿題あるんですか」と先生に尋ねるシチュエーションも自然だ。

 教科書を作っている先生方、もっと、生き生きとした例を出さなきゃ。英文法、英語の書き方の教本のクラッシク、
The Elements of Style

がお勧めだ。これは何と!あの『シャーロットの贈り物』(Charlotte's Web レクサイル指数 680L)の作者E.B.White によるもの。ピリオドの打ち方から説明しながら、例文がふんだんにあり、それぞれが「文学的」でありユーモア溢れる。わたしの英語における最終目標は、Creative Writing 。それを真剣に勉強するとしたら、まずはThe Elements of Styleを読み直すことから始めたい。

Flag of Our Fathers
の原作者James Bradleyは旧友で、今でも連絡を取り合っている。このところ、彼は第3作目(19世紀のアメリカとアジア太平洋諸国との歴史について)にかかり切りだが、こう嘆く。
「終わりのない仕事だ。出来たと思って最初の章を読み直すともう、自分でも恥ずかしくなる出来で、書き直し……」それでも2008年に出版予定。

 実はわたしも今、その状態。書いても書いても、読み直すたびにアラが見える。Tokyo Stories (by Christine Miki)
というガイジンたちのトウキョウ物語を翻訳中。3年前に訳したところなど最悪。受験参考書の和訳解答例みたいだ。2年前のも、明治時代の人が翻訳したみたいだ。さあて、今年のは果たして「売り物」になるのだろうか。
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英語の多読は伝記を、とポートランドで思う

 夏の終わりを告げるように、昨晩はウィラメット川で打ち上げ花火大会があった。アパートの窓から見物。綺麗だけど、やっぱり花火は日本かな。わたしの滞在も残すところ、あと1週間となった……。

 パウエルズ書店でハリーポッターの原作者、イギリスで一番お金持ちの女性、J.K.Rowlingの伝記を立ち読み。人の生い立ちなどに、なぜか興味があるのでつい手に取ってしまう。そんな子ども向けの伝記で、読みやすくてとても楽しめたのが、
Lives of the Musicians 』(by Kathleen Krull)
アエライングリッシュ10月号』でもお勧めしたものだが、同じシリーズに『Lives of Extraordinary Women』『Lives of the Artists』『Lives of the Writers』などがあるが、いつも「Good Times, Bad Times (and What the Neighbors Thought)」(山あり谷あり、そしてお隣りさんはどう思っていたか)という副題がついている傑作だ。

 ペーパーバックになっているのは、音楽家だけで残念だが、小説家と芸術家のエピソードなどどれも語り口が軽妙で、トリビア情報満載で物知りになれる。ミケランジェロが子どもの時に作った雪だるまは大傑作だったという話は、わたしの好きな話。「残念なことに、残っていませんが……」というオチがいい。

 中国の食品はすっかり怖くなって、あまり食べないようにしていたが、今日は香港風「雲呑麺」が食べたくなってしまった。ポートランドの中華街に行った。香港式の細いegg noodlesが鶏の出汁に入ったものが基本だが、麺は地元の生麺だから安全かな。危険はないものと仮定すれば、この雲呑麺はときどき恋しくなる。雲呑ゴロゴロしているうえ、わたしは焼鴨を入れた。それでも5.95ドル。典型的な昼食の予算内。わたしのお腹はこれでいっぱい。


Lives of the Musicians: Good Times, Bad Times (and What the Neighbors Thought) Lives of Extraordinary Women: Rulers, Rebels (and What the Neighbors Thought) Lives of the Artists: Masterpieces, Messes (and What the Neighbors Thought) Lives of the Writers: Comedies, Tragedies (and What the Neighbors Thought)  『Lives of~』シリーズ
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